サイトでの彼女26

旅行にまで行って、しかも満足のいくセックスができるようになって仲が深まったと思ったのに、ステディとの仲はこの有様でした。

一方で先日ベッドを共にした彼女は「会いたい」というメールを毎日くれます。
もちろん、所期の目的は達しましたので、本来であるならばお別れをしないといけないのですが、熱烈なメールに心が揺れます。
ステディのつれない反応、そして季節は8月であまり仕事が忙しくなかったこともあり、平日に彼女と再会することにしたのでした。

前回と同じような時間に同じ場所で待ち合わせをしました。
彼女は前回と違い、肌が露出するワンピースを着てきました。
もちろん胸元にはアレがチラついています。

と、言うことは、前回スーツを着て来たのは、やはりギリギリ…つまりホテルで情交をする直前まで「私に」知られたくないと思っていたようで。それを私が気にしないとなったら衆目に晒すことはあまり抵抗がないということなんだろうな?と思いました。

前回同様、スーパーの1階でお昼ごはんを買い、ホテルにしけこみました。今回はインターチェンジ近くのちょっと古い感じのホテルに行ったのでした。

入ると内装が昭和な感じがいたしました。それに料金の*はシューターでするという…「へぇ、まだこんなのあるんだ?」などと私がノスタルジックに浸っていると
「ねぇ、何してるの?」と彼女が言ってきました。

振り返ると彼女は既にワンピースを脱ぎ捨て、下着姿で椅子に座っていました。

私がそこに近づくとまだジャケットも着たままの私のズボンのホックとジッパーに手をかけ一気にズリ下ろし、彼女のいやらしい姿を見て既に怒張しかけていたそれを咥えたのでした。

そこから夕方まで何度情交を繰り返したのかは覚えていませんが、駅まで送る時のほんの数分で彼女が寝落ちして私の肩に頭の重みがかかっていたことだけは覚えています。電車の時間ギリギリまでそのまま寝かせていました。

つっけんどんな態度を取るステディよりもこの時は彼女に慈しみを感じてしまいました。

つづく