サイトでの彼女49
なぜ別れを思ったかと言えば、私には愛するステディがいたからに他なりません。
そして彼女は男に裸を見られ、ベッドを共にすることができるようになり、完全ではないにせよ男に施しもできるようになったのです。そして、一生懸命頑張ってダイエットをして、くびれができかけていました。
もちろん年齢のことはありますが、これならば私でなくともセックスしてもいいと思う男は多い…人数という経験を積んでもいいのではないのかな?と思ったのでした。
ただ、もう1つ2つしてからかな?とは思いました。
1つはフェラという行為でした。
私個人としてはあまり固執するものではありませんでした。
なぜならステディにもあまりさせなかったからです。
ステディは「貴方にはいいんだけど」と言う前提で、フェラが嫌いだったと言うことを肉体関係になってすぐに言ってきました。
「貴方にはいいんだけど」とは言ってくれたものの、行為としては嫌なんだろうな…それは性器と言うよりも排泄器を口にすることが嫌なのだろうと思いました。やや潔癖症のところもありましたしね。ですから、私がステディのそこに口を当てるのもあまり良しとはしてないようでした。このあたりは彼女に「私がやっているように愛撫して」と言った根拠にもなっており、逆にステディが好きだったニプルへの愛撫はステディもまた上手だったと言うことであります。ちょっと違うかもしれませんが「好きこそものの上手あれ」と言ったところでしょうか。
しかし、一般論として女性がフェラをするというのは大人のセックスであればごくごく当たり前のことです。ステディもあの発言の前には普通にフェラをしてくれましたし、発言以降も私が行為中に「しなくてもいいよ」と言ってもたまにしたがったのは私に対する特別感を見せたかっただけでなく、その行為が一般的なものであったからであろうと思ったのです。
そしてもう1つは、これは私の希望と欲望でしかなかったのですが、ここまで来たならば私の身体で「逝く」という女の悦びを味わってもらいたいと思ったのでした。
箇条書きにすればたった2つのことでしかありませんが、それらを恐らく経験したことがないであろう女性に経験させるのは極めて困難なことであろうと思いましたし、今同じシチュエーションになったとしても難しいことであると思います。
つづく