サイトでの彼女17

ステディさんとは月に一度くらいのペースで飲みに行っていました。私はそれを使うことにいたしました。

ステディさんには夜のデートを申し入れ、しかし休日出勤をするので昼間は会えないと言いました。昼過ぎには終わるから…と。

そして新たなる女性には午後から近くで仕事があるので朝から会えないか?とメールをすると朝は7時半くらいからフリーになるとのことでした。

サイトで一番最初に出会った女性ほどではありませんが北に約1時間の道のりです。事故渋滞などあるといけませんから6時には家を出ました。欲望を果たすためとは言いながら、ご苦労なことです。

のんびりと国道を走り、待ち合わせ場所に着いたのは7時前。それにしても待ち合わせ場所は駅前とは大胆だな、と思いました。

彼女にもステディにも仕事ということになっているので、私はスーツ姿でした。まだ時間もあるから、と周囲を歩いてみましたが、朝とは言いながら周囲は閑散としていました。
かつては炭鉱のベッドタウンであった町ですが、人っこ一人いません。これならば駅前を待ち合わせ場所としていても問題ないでしょう。

車に戻って待っていると「らしき」女性がルームミラー越しに見えました。夏らしい半袖のワンピースを着ていました。

車に乗り込んでくると「はじめまして」と普通に挨拶をしましたがその15分後には彼女の導きでインターチェンジ近くのラブホテルの個室にいたのでした。ホテルに行くまでも彼女は饒舌で私のような歳下とセックスするのは初めて…とやや興奮ぎみでした。

私がジャケットを脱ぎ、ネクタイを外していると彼女は椅子に座っていたので私は近づいてキスをし、そのまま肌の露出しているところを愛撫し始めました。そして、つま先から足に舌を這わせるとそのまま徐々にたくし上げるようにしてワンピースを脱がせ、ベッドに導きました。
「貴方、ホストになれるわ」
と言っていた彼女はベッドの上で乱れまくり、ついには昇天してくれました。初めてのベッドで逝くのは初体験だと彼女は言っていました。

この後2度行為をしましたが、そこでも何度となく逝っていました。身体の相性がいいというのはこういうことを言うのだろうと思いましたし、少し私の自信に繋がったのでした。

つづく