サイトでの彼女42

彼女とのデートの日がやってきました。

午前9時半頃に出会いました。今回は車は私が出しました。
前回と違い、彼女は一所懸命会話をしようとしてくれました。

彼女はおそらくまたホテル直行なのだろうな?と思っていたと思います。しかし、私は郊外に車を走らせていました。

「どこに行こうとしているの?」異変?に気づいた彼女が疑問を呈しました。
「市外のレストラン」
私はそう答えました。
「一昨日予約したんだよね」
私がそう言うと彼女は目を丸くしていました。

レストランに着くと彼女は饒舌でした。私がサイトの日記に書いていた政治に対する意見的なものを否定するようなことまで言ってきました。私は笑顔で「うん、うん」と同意していました。

いよいよ、午後は…と思っていたのかもしれませんが…私はやはり市外にある商業施設の映画館に彼女を連れていき、彼女が見たいと思っていた映画を観ました。映画館の暗がりでは彼女の方から私の手を握ってきました。

映画の後は同じ商業施設のゲーセンに行って一緒にゲームをしました。彼女はゲーセン自体が初体験だったらしく、少し興奮ぎみに遊んでいました。

最後は喫茶店でお茶をして…帰途に就きました。

彼女は「これで今日はおしまいなの?」と言うので、裏道の人気(ひとけ)のないところでキスをしました。私が彼女の口の中に舌を入れるときちんとそれに応えるかのように舌を絡ませてきたのでした。

「あまり遅くなると旦那に怪しまれるよ」
そう言って家から少し離れた待ち合わせ場所に彼女を送ったのでした。

つづく