サイトでの彼女36

出会った女性とのプレイをステディに施すということをし始めたのが、この頃からです。
例えば、「一夏の恋?」をした女性にしたグラインドをステディに行なってみたり、北の地から来てワンナイトを共にした女性にした言葉責めをしてみたり…全てが効果あるものとはなり得なかったのですがバリエーションは広がりました。

本当に意外だったのは言葉責めでした。
ステディは勝ち気な反面、私がマウントを取ると女の武器である涙を見せるというかなり面倒な性格でしたので、普段は下手にトラブルにならぬよう全てに於いて丁寧に扱っていました。
そして、私も性格的に乱暴な言葉を使うことはなかったのですが、ある日のプレイの時に「試してみていい?」と聞いて同意を得てから行なったところ、目に見えて感じ方が違うのでした。

この頃、ステディは私とのセックスを「楽しい」と表現するようになりました。つまりはセックスが二人の間で「遊戯」に昇華した時でした。

ある女性に「セックスに巧拙はなく、合う合わないだけ」と言われたことがあります。
今となってはその説に大いに同意するのですが、この頃の私は「そんなのって、上手い男にされた試しがないからだろう」と思っていました。大いなる勘違いをしていたのです。ついこの前まで女性経験が少なく…いや、この時とてそんなに経験がなかったにも拘わらずです。

その勘違いのために、とある経験をします。

サイトに話を戻すと私が暇つぶしのために書いていた(真面目な内容の)日記に反応してメールを入れてきた女性がいました。
「感性がとても似通っている」と。

その女性とメールが開始されました。真面目な話でメールが交わされます。ほとんどが私が書いた日記の内容について、でした。

確かこの時50歳くらいの女性でした。

つづく