サイトでの彼女35

特にインサート後は激しくしてみました。
適度にアルコールが入って麻痺した感覚と正直なところあまり趣味ではない女性を抱いているということは変に物理的にも、そして脳幹からくるペニスへの刺激もなかったことがかえってプレイを昇華させたのでした。このあたりアンチテーゼであると、今も思います。

それにしても私は「普通のおばさん」でも十分勃つんだな、と思いました。

男同士の飲み会であれこれ女性の好みを言ったり、逆に腐したりすることもあるのですが、こういう実地になるとあまり関係ないのではないかな?と思うのです。それは実は私だけではないのかもしれません。

だからこそ、この彼女にも十分にニーズはありますし、また男が私と同じく先に書いたような感覚であれば、女性はプレイそのものはかえって楽しめてしまうのではないのが?とさえ思ってしまうのでした。

もちろん、女性が彼女のような心持ちになり、「セックスが趣味」とまで公言できてしまうほどにはならないと思うのですが…

私はあくまで彼女から見て「若い男」でしたが、演じ手として、普段ステディとするよりもより「若い男」としてプレイを続けました。彼女の不倫相手との一戦を想像して、まったく違うそれを演出しようとしました。彼女も恐らく希望通りのプレイに何度も果ててくれました。二度目のプレイでは「もう勘弁して」の言葉に達しきれなかった自分を彼女の中から引き抜いたのでした。

すすきのの街での別れ際「ありがとう。大満足。」との言葉をもらいました。私にはその言葉が大満足でした。

しかし、これをもってリピートはありませんでした。
何か不満があったのかもしれません。行きずり的なそれはそんなものかな?とも思いました。彼女はサイトに存在していることはわかっていましたが、こちらから声をかけることはしませんでした。彼女は新たなる追求をしていたのかもしれませんね。

つづく