サイトでの彼女32
かんたんに言うと逆ナンパされているということでした。
実のところリアルでも…以前こちらで書いた通りにとあるバーで逆ナンパされた時期でした。そんなことなんて経験がなく、心揺らいだのは事実なのですが、ほとんどお喋りもしていない女性と会ったその夜にベッドを共にするのはリスクと考え…サイトでお話していて、会ったその日のうちに…とはちょっとワケが違うと思い…お断りしてしまったということがありました。無論、そこにはステディとの関係が極めて良好であったということもありました。
リスク?(笑)
いや、要するに私に勇気がなかったということに過ぎません。
かんたんに言うと「できなかった」ということです。それだけ男として「小さい」ということなんです。
しかし、今回の場合、なんとなく毎日のメールを半月くらい続けていました。
しかも、彼女は遠くに住んでいます。
それこそ一番のリスクであるステディにバレずに関係を持つことは可能だと踏んだのです。
それだけ発展的な女性です。
三十年もの間、リスクを冒しながら(彼女の住む地はその夏にたまたまステディと旅行に行った地でしたが、あるイベントがあって「宿がない!」となってラブホを探したのですが2、3店しかありませんでした)関係を続け、それに飽き足らず、すすきのでワンナイトを楽しむ人です。
何か私にもたらしてくれるものがあるのではないかな?
いや、きっと魅力的な女性とセックスができるのだろう…というスケベ心があったのも事実です。
そして、ステディも含めて4人の女性を連続してベッドの上で乱れさせ、昇天させていましたから、この経験高き女性もそうしてみたいという欲望が首をもたげたのです。
「わかりました。私にベッドの上で望むことはなんですか?」
彼女に問いかけてみました。
つづく