サイトでの彼女30

私は刺激的なセックスをしてきた彼女と別れることにしました。
身体の相性からすると素晴らしく良く、ベッドの上でお互いが楽しめるセックスフレンドとしては最高の仲でしたが、惜しいと言う気持ちはまるでありませんでした。

ただ、もし別れを告げた時に彼女がおかしなことになりはしないか?と言う危惧はありました。なぜならば、はっきりとは言わないものの彼女は私に恋愛感情を抱いていたのは明らかでした。
それだけに早く対処しないといけないのも事実です。

私はメールで別れを告げて、これまでありがとうと言いました。

ほどなくして彼女からメールが返ってきました。
「お付き合いしている女性がいるのかな?」
私は正直にステディがいることを告げました。

「騙してたのね!」と来るかと思いました。

しかし、その答えは…
「そうよね。いて当たり前よね。貴方何も言ってなかったけど…いない方がおかしいよね。」でした。

彼女は続けました。
「それにもし彼女がいなくても時期に別れを告げられるとどこかで思っていた。初めてのデートでフラれるかもと思った。だって、貴方と私では不釣り合い過ぎる。今まで付き合った男の中で一番格差があった。生きてきた世界が違い過ぎるもの。そんな恋愛成就するわけがないわ。」
私は身勝手に交際を始め、そして身勝手に止めることを詫びました。
「私は陰の女でもいいのよ。貴方のセックスは最高」

男冥利に尽きる言葉をもらいましたが「やめておくよ」と答えました。
 
「そうね…諦めるわ。お盆も過ぎれば夏も終わりか…一夏の恋ってところね。短い間だったけどありがとう。」
18から夜の街で働いてきた女性は私が思っていたよりも遥かに捌けており、強かったのでした。

つづく